あらかじめ決めた契約期間分の料金を支払うことで、毎月定額で車に乗ることの出来るカーリース。
一般的には、契約満了後には乗っていた車を返却することになります。
しかし中には、契約満了後に乗っていた車をもらえるカーリースも!
車がもらえるって、それだけ聞くととても魅力的ですよね。
ここでは、契約満了後に車をもらえるカーリース、無償譲渡のサービスについて詳しく解説していきます。
車がもらえるカーリースにはメリットもあればデメリットもあるので、合わせて理解しておきましょう。
筆者おすすめ!車がもらえるカーリース会社2選!
長期(7年、11年)で契約したい人はこちら>>MOTAカーリース
1年単位で契約したい人はこちら>>
この記事には、以下のことが書かれています。
それでは早速、詳しく見ていきましょう。
車がもらえるカーリースって、どんなサービス?
車がもらえるカーリースとは、どんなサービスなのでしょうか。
冒頭でも触れたように、基本的にカーリースは『あらかじめ設定した契約期間分の車の料金を支払うことで、その期間だけ車に乗れる』サービスのこと。
マイカーのように車を扱うことができるとはいえ、あくまでもカーリース会社からのリースであるため、言わばレンタルと同じ状態なのです。
車は車自体もそうですが、維持費なども含めるとそれなりに高額になるため、カーリースでは契約期間分の料金を一括ではなく、分割にして月払いになります。
3年契約なら、36回払いということですね。
そしてカーリースでは、契約満了後には車を返却することが基本。
もちろん再リース契約をする、残価を支払って車を買い取るなども可能ですが、どちらも費用が発生してしまいます。
そこで登場するのが、今回フォーカスを当てている『車がもらえるサービス』!
買い取る場合には残価を支払う必要がありますが、無償譲渡ならば追加でお金を払わなくてすむので、とてもお得な感じがしますね!
カーリースで車がもらえる仕組みとは
そもそもなぜ、カーリースで車がもらえるのでしょうか。
多くのカーリースでは、『オープンエンド方式』を採用して月々の支払い額を決めています。
オープンエンド方式というのは、契約期間満了時の車の価値(残価)をあらかじめ設定し、車の価格から残価を引いた分、つまり利用者が車を使う期間分だけの料金を支払うというもの。
カーリースは契約満了後に車を返却するのが基本というのは、オープンエンド方式であらかじめ残価を設定しているからなのです。
実はオープンエンド方式の場合、『所有権移転外リース取引』という法令によって、契約満了時に車をもらうことはできません。
引用元:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5704.htm
そのため、無償譲渡できるカーリースやシステムは、『クローズドエンド方式』を採用しています。
クローズドエンド方式の場合、多くのカーリースが取り入れている『残価』を設定しません。
契約満了時には車を渡す予定なのですから、残価を決める必要などありませんよね。
残価を決めずに車の料金を払うので、当然クローズドエンド方式のカーリース、つまり無償譲渡できるカーリースの方が月額利用料は高くなる傾向にあります。
車がもらえるカーリースのメリット
車がもらえるカーリースには、どんなメリットがあるのでしょうか。
無償譲渡の最大の魅力は、やはり『最終的に車が自分のものになる』ということでしょう。
カーリースはカーリース会社から借りているものなので、色々な制約があるのもまた事実。
しかし最終的に車が自分のものになるのなら、そういう煩わしい制約もあってないようなものです。
無償譲渡のメリットをまとめてみました。
● 走行距離の制限がなくなる
● 原状回復しなくて良い
● 好きなようにカスタムできる
カーリースは、契約満了後は中古車として売り出すことが一般的です。
そのため、車の価値が下がらないように走行距離の上限が決められていたり、返却時には原状回復(新車のときと同じ状態にすること)が求められます。
状態によっては返却時に追加料金を支払うことにもなりかねないので、ビクビクしながら車に乗っているという人も少なくありません。
しかし車がもらえることが決まっているのであれば、カーリースのこれらのデメリットは全てなくなります。
リース車でありながらマイカーと同じ扱いでよく、細かいことを気にしなくてすむのは無償譲渡の最大のメリットといえますね。
車がもらえるカーリースのデメリット
しかしながら、車がもらえるカーリースにはデメリットもあります。
● 契約期間が長めになる
● 月々の料金は高めになる
● 名義変更等の事務手続き費用は自己負担
無償譲渡のカーリースは、先ほども説明した通りクローズドエンド方式になるので、月々の費用が高めになります。
少しでも月々の料金を抑えるために、契約期間が長め(7年以上)になっていることも多いです。
短いサイクルで車を乗り換えたいと言う人には、無償譲渡は不向きかもしれません。
同じ期間で契約した場合、無償譲渡が決まっているプランの方が月々の支払い額は高くなることは覚えておきましょう。
また、たとえ無償譲渡が決まっているとしても、契約期間中の車の所有権はカーリース会社にあります。
契約満了後に初めて、車の所有者があなたになるわけです。
その際の事務手続き費用などは全て自己負担になりますので、忘れないでおいてください。
車がもらえるおすすめのカーリース会社2選
最後に、車がもらえるおすすめのカーリース会社を2つ紹介します。
MOTAカーリース
MOTAカーリースには、元々走行距離の上限はありません。
無償譲渡プランではなくても、好きなだけ車を走らせて良いのは嬉しいですね。
また、無償譲渡プランであっても、契約期間は通常通り5年、7年、11年から選ぶことができます。
おトクにマイカー定額カルモくん
\ お試し審査だけでもOK! /
カルモくんには、毎月500円で『乗り放題オプション』をつけることができるのですが、これがいわゆる無償譲渡プランになります。
カルモくんでは、走行距離の上限は1500kmと決められていますが、乗り放題プランではこの上限がなくなります。
走行距離の上限をなくすのは、契約満了後にリース会社が車を売らず、無償譲渡してくれるから。
乗り放題オプションをつけるための条件は、こちらになります。
● カルモくん新車を契約する
● 7年以上で契約する
おトクにマイカー定額カルモくんの評判・口コミについてはこちらで詳しく解説しています。
→おトクにマイカー定額カルモくんの特徴と評判・口コミはこちら
まとめ
無償譲渡のカーリースについて、説明しました。
契約満了後に車がもらえる仕組みについてお話しましたが、いかがでしたか?
契約満了後に車がもらえるのは魅力的ですが、その分月々の費用が高くなるなどのデメリットもありますので、どちらが自分に合っているかをしっかり検討してみてくださいね。