電気自動車が気になる!という人は多いと思いますが、いざ電気自動車を購入するにあたって、充電のことが気がかり…という人も多いのではないでしょうか。
電気自動車は充電が必須なので、充電についてしっかり知っておかないと、不安で購入することができません。
電気自動車はどこで充電できるのか、自宅に充電設備は必要なのかなど、詳しく見ていきましょう!
この記事には、以下のことが書かれています。
電気自動車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
電気自動車はどこで充電できる?
まずは、電気自動車はどこで充電できるのか、電気自動車を充電する方法から見ていきましょう。
電気自動車は、大きく分けると以下の3つの方法で充電することができます。
● 自宅の充電設備
● 充電スポット
● 非常用(移動)電源車
このうち、日常的に使えるのは『自宅の充電設備』もしくは『充電スポット』になります。
非常用(移動)電源車については、個人で所有している人はいないと思いますが、いざというときには使えるので紹介だけしておきます!
自宅の充電設備
後ほど詳しく説明しますが、自宅に電気自動車用の充電設備がある人は、自宅で充電することがメインになります。
基本は自宅で充電しておき、遠出のときなどは必要に応じて充電スポットを利用する、という人が多いですね。
電気自動車には専用の充電ケーブルがあらかじめ搭載されているので、充電するためのコンセントさえ作っておけば自宅で充電することは可能です。
自宅にまだ充電設備がないという人はEV充電コンセントの工事をするようにしましょう。
GCストーリーのソーラーカーポートなら無料でプロが相談に乗ってくれますよ!
コンセント工事の他にせっかくなら自家発電設備(太陽光発電)を整えて電気代を大幅に節約するなんてことも可能です。
詳しくは GCストーリーのソーラーカーポートの公式サイトをご覧ください。
充電スポット
自宅に充電設備を設置していない人や、マンションなどの集合住宅のために電気自動車の充電設備を設置できないという人は、街中にある『充電スポット』で充電することができます。
充電スポットは年々増えており、現在は約18,000箇所ほどにまで増えました。
ガソリンスタンドと比べるとまだ少なく、数だけ見ればガソリンスタンドの約6割にしかなりません。
しかしガソリンスタンドは年々減少傾向にあるものの、電気自動車の充電スポットは増加中。
今はまだ18,000箇所ほどですが、これからますます充電スポットが増えることは間違いないですね!
では、充電スポットは具体的にどんなところにあるのでしょうか。
● コンビニ
● ショッピングモール
● スーパー
● クルマのディーラー
● 高速道路のサービスエリア
● 道の駅
● 市役所
● 空港
● 宿泊所
こうしてみると、実に色々なところに充電スポットがあることがわかりますね。
ガソリンスタンドは基本的に独立した店舗タイプですが、充電スポットは『店舗の一角』に設置されているイメージ。
そのため、買い物などのついでにクルマの充電もできちゃいます!
電気自動車を充電するつもりで行ったのに、充電できなかったのでは困りますよね。
充電スポットは、以下のサイトで確認することができます。
● NCS(合同会社日本充電サービス)
● GoGoEV
● EV Smart
● チャデモ協議会
近くの充電スポットを探したいときなどには、ぜひ利用してみてください。
非常用(移動)電源車
非常用電源車でも、電気自動車の充電をすることができます。
非常用電源車とは、発電機を搭載しているクルマのことで、エンジンの出力で発電できる仕組み。
非常時や停電時など、通常の方法では充電ができないときに活躍しそうです。
電源車からも電気自動車に充電することができるので、いざというときには覚えておくと便利ですよ!
自宅に充電設備は必要なのか
電気自動車の充電は、街中にある充電スポットでも行うことが可能です。
そうなると、わざわざ工事費用を払ってまで自宅に充電設備を設置する必要はあるのだろうか?と思ってしまいますよね。
確かに、自宅に充電設備がなくても電気自動車を充電することはできるので、必ずしも自宅に充電設備を作らなくてはいけない、ということはありません。
しかし結論を言ってしまうと、先程お話ししたように電気自動車を購入するのなら、自宅に充電設備はあった方が良いです!
街中にある充電スポットは、短時間で充電のできる『急速充電』であることが多いです。
1時間未満で充電を80%ほどすることができるので、急速充電はとても便利なのですが、その分電気の出力が高くなり、電気代も高くついてしまうもの。
スマホも、毎日自宅で充電していますよね?
基本的なイメージとしては、スマホを自宅で充電するのと同じこと。
自宅で充電をして、どうしても足りないときだけ街中で充電をするほうが、コストや手間を抑えられるのでおすすめです。
電気料金のプランにもよりますが、深夜は基本料金が安く設定されていることがほとんど。
そういう基本料金の安い時間帯に電気自動車の充電をすれば、1日8時間の充電でも電気代は500円から600円ほどで抑えることができますよ!
まだ充電設備がないという人は先程紹介したGCストーリーのソーラーカーポートに無料相談するのがおすすめ。
自宅に充電設備はなくても問題ないとはいえ、あった方が非常に便利です。
自宅に充電設備を設置する方法と種類
自宅に充電設備を設置するには、いくつかの種類と方法があります。
最も簡易的で安価な方法なのが、自宅の駐車場にコンセントを設置するという方法。
デザイン性は乏しいですが、コンセントをつけるだけなので工事も比較的簡単で、費用も5万円~10万円ほどですみます。
電気自動車にあらかじめ付いている充電ケーブルをその都度つける手間はありますが、工事費用を抑えたい人、手軽に充電設備を設置したい人にはおすすめの方法になります。
コンセントよりもデザイン性を重視したい、ケーブルを繋ぐのが面倒くさいという人におすすめなのは、壁掛け充電器タイプ。
こちらはコンセントよりもデザイン性が多彩なので、見た目もこだわりたい人向け。
また、充電ケーブルと一体化しているので、いちいちケーブルを繋ぐ手間もありません。
電気自動車の充電を自宅でこまめにするとなると、この『ケーブルを繋ぐ』という行為も面倒くさいと感じてしまうこともあるでしょう。
充電ケーブル一体化であれば、煩わしさからも解消されますね。
こちらの費用は、約20万円からが目安となります。
そして最近人気が高まっているのが、『V2H機器』を設置するというもの。
V2H機器とは、簡単に言うと発電機のようなものです。
これを使うと、なんと電気自動車に蓄えた電気を家で使うことができるようになります。
停電時や災害時など、電気の供給が止まってしまうと日常生活では様々な不便を強いられるようになります。
仕方がないとはいえ、真夏や真冬の災害時に停電してしまうと、本当に辛いですよね…。
そんなときにも、V2H機器があれば電気自動車に蓄えておいた電気を家で使うことができるので、非常時にも便利。
さらに、V2H機器があると電気自動車の充電時間を短くできるというメリットもあります。
費用は80万円~で、100万円以上する場合も少なくありません。
V2H機器は便利そうだけど費用がちょっと…という人も多いと思いますが、今なら自宅にV2H機器を設置する場合、条件を満たせば補助金をもらうことができます。
電気自動車の購入が必須条件ではありますが、電気自動車がないのにV2H機器を設置するなんてことはないので、条件を満たすのはそこまで難しくはないと思います。
マンションに充電設備は設置できる?
持ち家一戸建ての場合は、自分の家なので充電設備を設置することも自己判断で行うことができます。
マンションの場合はオーナーや区分管理者、管理会社などの同意が必要になるからです。
また、充電設備は電気自動車を所有している人にとっては必要なものですが、ガソリン車に乗っている人には不要なもの。
マンションに住んでいる全ての人に必要なものではありませんので、マンションに充電設備を設置するのは難しいというのが現状です。
すでに電気自動車に乗っているという人は、あらかじめ充電設備の設置されているマンションを探すことをおすすめします。
まとめ
電気自動車の充電場所や、自宅で充電する方法についてお話しました。
電気自動車は街中にある充電スポットでも充電することができるので、自宅に充電設備は必須ではありません。
しかし、自宅で充電できた方が何かと便利ですし、いざというときにも役に立つこと間違いなし!
費用や特徴がそれぞれ異なるので、自分にあう充電設備を見つけたいという人はプロに無料相談してみるのがおすすめです。