電気自動車の充電時間はどれくらい?走行距離は?EV車の5つの特徴を紹介

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環境に優しいという観点からも、注目を集めている電気自動車。

電気自動車はガソリンを使わず充電して使う、という漠然としたイメージを持っている人は多いと思いますが、具体的にどんな特徴があるのか知っていますか?

ここでは、多くの人が気になっている『充電時間』や『走行距離』なども踏まえ、電気自動車の特徴を紹介していきます!

電気自動車の購入を検討している人もそうでない人も、この機会に電気自動車の特徴を知っておきましょう。

電気自動車の5つの特徴は、こちらです。

EV車の特徴① 充電時間

まずは、多くの人が気になっているであろう『充電時間』について見ていきます。

電気自動車はエンジンを搭載しておらず、代わりにバッテリーを搭載しています。

バッテリーに電気をためて、モーターを動かすことでクルマが走る仕組みです。

ガソリンは一切使わないので、エンジンがないというのが電気自動車の特徴です。

電気自動車は電気がないと使うことが出来ないので、充電は必須なんですね!

あなたも、スマホの電池が切れて使えなくなってしまった、という経験はありませんか?

電池が切れるとスマホは使えませんが、充電をすれば再び使えるようになります。

基本的には電気自動車も同じなのですが、クルマはスマホのように簡単に持ち運びができるわけではないので、充電を切らさないように気をつけなくてはなりません。

これについては、『ガソリンがなくなる前に入れに行く』ことと同じこと。

エネルギー源がガソリンか電気か、の違いです。

さて、気になる電気自動車の充電時間ですが、家庭用普通充電設備(100V~200V)を使った場合、フル充電まで7~15時間ほどかかります。

車種やバッテリーの容量にもよりますが、一般的にこのくらいの時間は必要になるでしょう。

急速充電を利用すれば、80%充電まで約20分から30分でOK。

コンビニやショッピングモールなどに設置されている充電設備だと急速充電ができるので、買い物ついでに充電しておくのもいいですね。

家庭用普通充電では何時間もかかるため電気代が気になる…という人もいると思いますが、電気料金のプランの見直しや、単価の安い深夜に充電することで電気代を節約することも可能です。

そもそもガソリン代よりも電気代のほうが遥かに安いので、そこまで気にしなくていいのかな?と思います。

目次

EV車の特徴② 走行距離

電気自動車の特徴2つ目は、走行距離について。

一度の充電でどのくらい走るのか、気になりますよね。

もちろん車種や使い方などにもよるため、一概に『フル充電で何キロ走る』と言い切ることはできません。

あくまでも目安ですが、だいたい『100~500キロ前後』走ることができます。

同じ性能のガソリン車と比べると、電気自動車のほうが走行距離は短くなるので覚えておきましょう。

また、エアコンの使用などによっても走行距離は変わってきます。

エアコン、特に冷房よりも暖房の方が電気を使うので、冬や寒い地域で使う場合は走行距離が短くなる傾向にあるようです。

家庭用のエアコンも、冷房より暖房のほうが電気代がかかりますよね。

基本的にはそれと同じで、『電気代がかかるほど走行距離が短くなる』もの。

そうなると電気自動車での遠出はしづらいと思ってしまいますが、そんなことはありません。

今は高速道路のサービスエリアや道の駅などにも充電設備がありますし、先ほど触れたように急速充電なら20分から30分程度で80%充電が可能。

出先で『充電できずにクルマが止まってしまった!』なんて心配もありませんよ。

EV車の特徴③ 物音が静か

電気自動車の特徴には、物音が静かなことが挙げられます。

電気自動車はガソリンを一切使わないので、ガソリン車特有のうるささがありません。

そもそもエンジンがないので、エンジン音がすることはありませんし、振動もほぼなし。

傍から見ると、クルマが走っていることに気づかないくらい、電気自動車は静かなのです。

走行中の音もほとんどしないので、小さいお子様がいる家庭にもおすすめですよ!

車内で子供が寝てしまっても、走行音がうるさくて起きるなんてことはないでしょう。

音がしないからと言って、クルマとしての性能がガソリン車よりも劣るなんてこともありません。

クルマの性能は一概に比べることはできませんが、電気自動車は加速もスムーズで走りやすいという口コミも多数。

一度乗ってしまうと、『もうガソリン車には戻れない』と感じる人も少なくないようです。

EV車の特徴④ コストパフォーマンス

電気自動車は車両本体価格がガソリン車よりも高いので、『お金がかかる』イメージを持っている人もいるでしょう。

確かに電気自動車は、車両本体価格だけをみれば同じ性能のガソリン車よりも100万円~200万円ほど高いです。

そのため、電気自動車はお金がかかるというのも、あながち間違いではありません。

しかし、クルマは買ったら終わり、ではありませんよね。

買ったら、そこから数年間は乗り続けることになります。

ここで重要なのが、コストパフォーマンス。

ガソリン車はガソリン、電気自動車は電気を使ってクルマを走らせるので、ガソリンや電気が必要不可欠になります。

先ほど走行距離のところで、電気自動車はガソリン車よりも走れる距離が短いという話をしました。

そうなると気になるのが、ランニングコストですよね。

実は電気代は、ガソリン代のおよそ9分の1とまで言われていて、電気代のほうがガソリン代よりも遥かに安いんです!

エネルギー効率はガソリン車の3倍とも言われていますし、長い目で見れば電気自動車はコスパがいいことが分かりますね。

自宅に充電設備があって自宅で充電する場合は、夜間など電気代が安くなる時間帯に充電をすれば、更にコストを抑えることができるでしょう。

更に電気自動車は、クルマ購入時に補助金がもらえたり、取得税が免税になるなどの嬉しい取り組みも。

車検のときに支払う重量税も、電気自動車の場合は免税になるんですよ。

車両本体価格はガソリン車より高くても、トータル的に見ると電気自動車はかなりお得なのです。

EV車の特徴⑤ 環境に優しい

そして電気自動車の最大の特徴ともいえるのが、環境に優しいこと。

電気自動車はガソリンを一切使わず、エンジンを搭載していません。

そのため、環境問題の筆頭でもある二酸化炭素の排出量は少ないですし、環境汚染の原因になる排気ガスは一切出ません。

環境問題は何十年も前から騒がれていますが、なかなか対策ができないのも現状ですよね。

規模が地球規模ということもあり、目に見える変化が分かりにくいのも、環境問題がなかなか進まない原因なのでしょう。

ガソリン車はどうしても二酸化炭素や排気ガスを出してしまいますが、電気自動車なら大幅に減らすことができます。

二酸化炭素こそゼロではないものの、ガソリン車と比べれば明らかに少ないので、電気自動車は環境に優しいクルマだと言えますね。

まとめ

電気自動車の5つの特徴について、お話しました。

充電時間はガソリンを入れるよりは長いものの、買い物ついでに充電をしたり、自宅で夜間に行えば、そこまで『充電時間が長すぎて不便』と感じることもありません。

ランニングコストもガソリン車より良いですし、長い目で見れば見るほどお得な電気自動車。

走行距離は気温などに左右されますが、数十キロなどの短距離しか走れないなんてことはありません。

電気自動車の特徴をしっかりと理解して、今後のクルマ購入の参考にしてみてくださいね!

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