電気自動車の補助金制度はいつまで?対象の車種は?オトクに購入する方法とは

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電気自動車のような地球環境に優しいクルマ、クリーンカーを購入する際に補助金が貰えることをご存知ですか?

電気自動車はガソリン車と比べると車両価格が高めであり、いくら環境に良いと言ってもなかなか手が出ないのも事実です。

実際、電気自動車は同じ性能のガソリン車よりも平均して100万円から200万円ほども高いですからね。

ここでは、電気自動車を購入したときに貰える補助金について、詳しく解説したいと思います。

2021年のうちなら、例年よりも補助金が多く貰えるチャンス!

電気自動車の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

電気自動車の補助金の種類

電気自動車の補助金制度は、大きく分けると2種類あります。

● 国が行っているもの
● 自治体が行っているもの

なぜ電気自動車に補助金が出るのか?というと、電気自動車は地球環境に優しいから。

数十年前から、二酸化炭素などによる環境汚染は度々問題になっていました。

個人でできることには限度があるのは事実ですが、私たちの生活に欠かせない『クルマ』の存在が、少なからず地球環境に影響を与えているのは否定できません。

ガソリン車は大量の二酸化炭素を含む排気ガスを出すので、環境汚染にも大きく関わっているといえます。

つまり、二酸化炭素を含む排気ガスを出さない電気自動車は、地球環境を守るためにも大きく貢献しているということ。

地球環境を守るための取り組みに協力しているという点から、電気自動車の購入時に補助金がもらえるんですね。

電気自動車の補助金は、国が行っているものと自治体が行っているものがあります。

条件さえ満たせば、国が行っているものと自治体が行っているものは両方受け取ることが可能です。

電気自動車の補助金を貰うための条件

補助金を貰うためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

国が行っている補助金には、『環境省』が管轄のものと『経財相』が管轄のものがあるのですが、条件が若干異なるので気をつけましょう。

共通する条件としては、『電気自動車を新車で購入する』こと、そして『購入した電気自動車に3~4年ほどの処分制限がかかる』ことが挙げられます。

中古車を購入しても、補助金の対象にはなりません。

環境省が行っている補助金の場合は、『再生エネルギー100%電力調達』が補助金申請の条件になります。

※再生エネルギー100%電力とは、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスなど自然界に常に存在するエネルギーのみで、電気を調達しているということ。

環境省の補助金を受け取るためには、供給する電気のすべてを再生可能エネルギーでまかなう必要があります。

電気自動車の場合は、自宅にソーラーパネルを設置して、太陽光発電を利用するという人がほとんどです。

再生可能エネルギーが100%では無い場合は、環境省の補助金対象にはならず、従来通り経財相が行っている補助金対象となります。

環境省が行っている補助金も経財相が行っている補助金も、どちらも出処は国ですので、これらを重複して受け取ることはできません。

一方、自治体で行っている補助金については、細かい条件などは自治体によって異なります。

詳しくは、補助金の受付などをしている『次世代自動車振興センター』に問い合せてみてください。

>>次世代自動車振興センター

電気自動車の補助金はいつまで?

電気自動車の補助金は、無期限で行われているわけではありません。

国や自治体の予算に達成した時点で終了となるので、電気自動車を購入したら早めに補助金の申請をしておきましょう。

環境省が行っている補助金の受付は、最長で『令和3年12月28日』必着分まで。

経財相の行っている補助金は一旦受付が終了しましたが、まだ予算に達していないという理由から再スタート。

現在は、2021年9月30日まで申請を受け付けています。

たとえ期限内であっても、それぞれ予算に達した時点で補助金は終了となるので、電気自動車を購入したら早めに申請しておくことをおすすめします。

自治体の補助金については、自治体によるので一概にいつまでとは言えません。

しかしこちらも予算内でやっている可能性が高いため、早めの申請がおすすめ。

地域によっては早い段階で補助金が打ち切りになる可能性もあるので、電気自動車を購入したら、早めに申請をしておきたいですね。

補助金の申請や問い合わせは、『次世代自動車振興センター』から行うことができますよ。

>>次世代自動車振興センター

電気自動車の補助金の対象車は?

電気自動車の補助金を受け取るためには、当然ですが対象となるクルマと対象外のクルマがあります。

そもそもこちらは電気自動車の補助金なので、『電気自動車』でなくてはいけません。

電気自動車とはエンジンを搭載していないクルマのことなので、ガソリンと電気の両方を使うハイブリッドカーは対象外。

ガソリンを一切使わずエンジンを搭載していないクルマだけが、電気自動車の補助金の対象となることは覚えておきましょう。

ではここで、電気自動車の補助金の対象となるクルマの一部をご紹介します。

● アウディ e-tron
● ジャガー I-PACE
● テスラ
● 日産 リーフ

電気自動車といえば、日産リーフが有名ですよね。

日産のリーフは、もちろん補助金の対象となっていますよ!

電気自動車の補助金対象となるクルマの一覧は、次世代自動車振興センターのホームページに載っているので、詳しくはそちらをご覧ください。

大抵の電気自動車なら補助金の対象になっていますが、クルマによって補助金の金額が変わることもあるので、確認しておくようにしてくださいね!

電気自動車の補助金は最大でいくら貰える?

電気自動車の補助金は、いくら貰えるのでしょうか。

従来行われている電気自動車の補助金(国)は、経財相が行っているものになります。

そちらは最大で42万円(給電機能がないクルマは、最大40万円)となっています。

今年に限っては、環境省も補助金を行っており、そちらのほうが金額としては高め。

環境省の補助金は、最大で80万円となっています。

これだけ見ると『環境省の補助金の方がお得だ』と思うかもしれませんが、住居環境によっては必ずしも環境省の補助金を受け取ることがお得とは限りません。

なぜなら、環境省の補助金を受け取る条件は『再生可能エネルギー100%電力調達』だからです。

たとえば電気料金のプランで深夜帯の基本料金が安くなっている場合、再生可能エネルギーにすることでかえって月々の電気代が高くなってしまうこともあります。

環境省と経財相の補助金では約2倍も違いますが、長い目で見たらどちらがお得かは人それぞれ。

電気料金はプランによっては時間帯でかなり安く抑えられるので、『再生可能エネルギーに変えたら月々の電気代がどうなるか』を試算しておくことがおすすめ。

自治体の補助金については自治体によって金額も変わるのですが、大まかに『20万円~30万円程度』のことが多いようです。

まとめ

電気自動車の補助金制度について、紹介しました。

電気自動車の補助金は、無条件で貰えるわけではありません。

受け取るための条件があるので、必ず確認しておきましょう。

また、補助金がいつまで行われるかは予算次第なので、電気自動車を購入した人は早めに申請しておいてくださいね。

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