手軽にクルマに乗れるとして人気の、カーリース。
ローンを組んでクルマを買うよりもお得に利用できるため、幅広い世代で人気を集めていますよね。
さて、そんなカーリースですが、契約して乗っているクルマはあくまでもリースしたもの、つまり借りたものであることを忘れてはいけません。
そのため、購入したクルマとは違って、「もしものとき」はどうなるのか?と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
もしものときとは、いわゆる
● 事故に遭ったとき
● クルマを傷つけてしまったとき
などのこと。
どんなに気を付けていても、事故に遭うことはあります。
ここでは、カーリースで契約しているクルマを傷つけてしまったらどうなるのか?について、お話ししていきたいと思います。
この記事は、こんな人におすすめです。
● カーリース車を運転中に事故に遭ったらどうなるのか気になる人
● 事故に遭ったときの修理費用などについて知りたい人
この記事には、以下のことが書かれています。
また、車のサブスクナビではカーリースの基礎知識や契約する上で気になることなどを記事にまとめています。
カーリースについてしっかりと知識をつけたいという人はぜひ読んでみてくださいね。
基礎知識編
1.カーリースってどんなサービス?
2.カーリースのメリット・デメリット
3.カーリースを契約する時に必要なもの
4.車のサブスクとカーリースの違いについて
Q&A編
1.カーリースの審査に通る人の特徴って何?
2.ブラックリストに載ると審査が通りにくくなる?
3.車を傷つけてしまった場合の対処方法とは
4.車のタイヤがパンクした場合の交換方法や費用とは
5.車内で喫煙するのはOK?
6.契約中に引っ越しが決まった場合の手続きとは
7.契約者の名義を変更する方法とは
8.カーリースって実質税金が0円なの?
9.カーリースの金利の相場ってどれぐらい?
10.カーリースは学生でも契約できる?
11.生活保護受給中にカーリース契約はできる?
12.リース車ってカスタムできるの?
13.車通勤する上で気を付けるべきこととは
14.車検がプランに含まれていない場合の対処方法とは
それでは早速、詳しく見ていきましょう。
事故に巻き込まれた場合の対処法
どんなに気を付けて運転していても、事故に遭うことはあります。
たとえば、事故に巻き込まれる可能性というのは、誰にでもあるもの。
相手の不注意であっても、事故に巻き込まれてカーリース車を傷つけてしまったとしたら、どういう対応が必要になるのでしょうか。
もしも事故に巻き込まれた場合、あなたがするべきことはマイカーを運転しているときと大差はありません。
- クルマを安全な場所に移動する
- 警察や救急に連絡をする
- 保険会社に連絡をする
- カーリース会社に連絡をする
カーリース会社や契約内容によって多少の違いはあるものの、大抵の場合は「事故に遭ったときの報告義務」というものが生じます。
こちらに非がない場合であっても、事故に遭ったことは変わりません。
事故に巻き込まれた場合であっても、必ずカーリース会社に連絡をしてください。
自損事故の場合の対処法
では、相手のいない事故、自損事故の場合はどうなのでしょうか。
相手がいない場合自損事故であっても、基本的にやることは同じです。
- クルマを安全な場所に移動する
- 警察に連絡する
- 保険会社に連絡をする
- カーリース会社に連絡をする
自損事故で相手がいなくても、必ず警察への連絡はしてください。
事故を起こしたときに警察に連絡をするのは、道路交通法で定められている義務だからです。
また、保険の手続きなどをする際には、警察によって発行される「事故証明」が必要になるので、事故の大きさに関わらず、すぐに警察に連絡をしましょう。
もちろん、事故に巻き込まれたときと同じで、カーリース会社への連絡も忘れずに行ってくださいね!
事故によってクルマが全損したら?
実は、カーリース車を運転中に事故に遭ったとき、その後の対応がどうなるのか?というのは、契約していたクルマが
- 全損
- 修理
のどちらなのか?によって変わります。
事故に遭ってクルマが全損するというのはめったにありませんが、可能性はゼロではありません。
カーリース契約をしていたクルマが事故で全損してしまったら、その後はどうなるのでしょうか。
一般的には、カーリース契約中のクルマが全損してしまった場合、【契約解除】になります。
あなたに非があるかどうかに関わらず、全損の場合はもうクルマに乗ることができませんので、基本的には契約解除です。
さらに、違約金を請求されることになります。
違約金の内容は、
- 残り期間分のリース料
- 契約時に設定していた残価
- 手数料
など。
カーリースの場合、あらかじめ契約満了時のクルマの価値(残価)を計算しておき、本体価格から残価を差し引いた分を契約月数で割ることで月々の支払い額を決めます。
そこに税金やメンテナンス費用も上乗せされ、最終的に支払う金額(月額料)が決まるわけですね。
クルマが全損になった時点で、契約していた残りのリース料全額と、残価も支払わなくてはなりません。
設定していた残価は、言わばあなたとのリース契約が終わったあとにクルマを売りに出したときの、買取り価格。
修理すれば引き続き乗れる場合は?
続いて、事故に遭ってクルマに傷やへこみができたものの、修理をすれば引き続き乗れる場合の対応を見てみましょう。
修理すれば乗れるのであれば、カーリース会社の指示通りに修理に出してください。
ただし、修理の費用は自己負担になります。
この場合、あなたが修理費用を負担するということ以外は、カーリースの契約や支払い額などに変更はありません。
ただし、修理に出したことでクルマの査定が下がってしまうと、契約満了時に追加で料金が発生することもあります。
万が一のときの金銭的負担を減らすには
● クルマは借り物という意識をもって運転する
● 任意保険に加入しておく
● JAFなどが主催の安全イベントに参加してみる
● 万が一のときの費用も込みのプランで契約する
事故に遭わないことが一番ですが、もしものときに備えて任意保険に入っておくことがおすすめです。
任意保険に入っていれば、クルマが全損になったときにも保証してもらえるので、高額な金銭的負担が生じることはありません。
また、常に安全運転を意識するなど、マイカーのときよりも一段と気を引き締めてクルマを運転するなど、安全運転に努めましょう。
まとめ:事故を起こしたらまずはカーリース会社に連絡
カーリース車を運転中にクルマを傷つけてしまったときについて、お話ししました。
まとめると、
● 事故に巻き込まれたときも自損事故も、必ずカーリース会社へも連絡する
● 全損の場合は、多額の違約金が発生する
● 修理費用は自己負担になる
となります。
事故の有無に関わらず、クルマに傷を発見したときなどもカーリース会社に連絡をしておくようにしましょう!
もしものときに備えて、保険やプランを検討しておくことも忘れないでくださいね!
タイプ別:おすすめのカーリース会社4選
1.無償譲渡してもらえるカーリースはこちら
2.コストを抑えたい人向けのカーリースはこちら
3.外車に乗りたい人向けのカーリースはこちら
4.知名度が高く安心できるカーリースはこちら